「土壌診断の読み方と肥料計算」を読んで

 「おいしい野菜作りは、良い土作りから」なんてキャッチコピーをよく目にしますよね!

有機農業の学習を始めるにあたり、「だれにもできる土壌診断の読み方と肥料計算」JA全農 肥料薬学部 著)を、購入しました。

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目次
  1. 土壌診断の基礎
  2. 土壌化学性の改良
  3. 施肥診断の基礎
  4. 処方箋作成の基礎
  5. わが国の耕地土壌における養分実態と全国の減肥基準
  6. 現場における土壌診断のキーポイント

といった内容が書かれています。一読した結果、この本は、自分で土壌診断が出来るようになる教本ではない事に気付きました。まあ、なんて事でしょう!裏表紙には、「土壌診断結果の読み方と肥料計算の方法をわかりやすく解説!」と書かれているではありませんか。

つまり、

  • 土壌診断の目的
  • 土壌診断方法の紹介
  • 土壌診断結果に基づき、どんな肥料をどの程度供給するのが適切なのかの解説
  • 日本の土壌実態について
  • 水田・露地畑・ハウス畑・果樹園での土壌診断結果の活用方法

と置き換えられます。

つまり、大規模で農業を営まれている方が大いに役立つ読本です。

但し、農業初心者にも、基礎学習としても役立つキーワードが多数紹介されています。

一部紹介しますと

PHについて

PHは土壌中の水素濃度イオン濃度のことで、作物ごとで好適PHがある。日本の土壌は、温暖多雨の為酸性土壌になりやすい。ホウレンソウなどは、酸性土壌に弱い為、酸性土壌になると育ちが悪くなる。

PH値を上げるためには石灰質資材を使うことによって、改善される。PH値を下げるには、調節剤を使用したりする。

ECについて

ECとは、電気伝導度のことです。この値を代用して土壌内の肥料養分の濃度を測定します。

肥料を与えすぎて、ECが高くなりすぎると、根が水分を吸収出来なくなるなどの「塩類濃度障害(肥料焼け)を起こす場合があります。

ECが高い場合、表層土と下層土を混合したり深耕を行うことで、一般的には改善を行う。それでもダメな場合は、トウモロコシやソルガムなどの肥料吸収能力の高い作物を栽培し、青刈り後、その場に放置せず、そのまま別の場所へ持ち出す事によって、EC値を下げます。

局所施肥について

局所施肥とは、作物の根だけに利用される部分だけに施肥して、効率よく肥料成分を吸収させる。畑全面に肥料を投入しないので、投入量を減らす事が出来、減肥栽培、コスト削減に繋がる。

最後に

農業を、長く経験していらっしゃる方は、もっと理解度が深いのでしょうが、私の理解できる程度は、この位でしょうか。また、日本の農地は肥料の与えすぎのケースが多いため、肥料の与えすぎには注意しなくてはならないといった所でしょうか。

とりあえず、PH計とEC計はネットで購入出来るようですので、今後ポチってみようと思いました。